プロフィール


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簡単ですが自己紹介です。
 
プロフィール

生年月日 :  すっかりおじさんです。^^;) 
職業   :   会社員(犬に関係ある会社らしい!?) 

音楽歴を書くと(書くほどでもないが・・・・)    
4才   ピアノを習いはじめる 
10才  バイエルを終わったところで挫折する。 
13才   歌謡曲のベスト10番組に興味を持つ。 
14才   クラシックギターを買う。 
16才   フォークギターを買う。 
        このころよりベスト10番組に合わせてコード弾きをする。
                 今でもこの頃からの曲はほとんど弾けます。
17才   このころより作曲するようになる。 
若かりし頃   ベース、エレキギターを買う。 
おじさんになってから  MIDI付きキーボードを買う。メモリ付きだったがすぐ容量の限界に              達し不満がたまり、パソコンと音源を買う。 
 


 
DTM制作システム

 入力 : MIDIキーボード ヤマハ PSR−510  
 音源 : EDIROL SD-80 ヤマハ MU50 
 シーケンスソフト : Music Studio Standard シーケンススタジオライト 
 PC : COMPAQ Deskpro 
 MTR : ZOOM MRS−4


 
2代目音源SD−80を使う

 2代目の音源を2003年9月に買った。ところが、やはり使いこなしの難しさに直面した。まるでDTMをはじめた頃のように、どの音を使えばよいかさっぱりわからなかった。おまけに1080個も音があるものだからまずその全部の音をきいたがとても覚えられないので、必然的に使う音が決まってくる。最近はようやく使いこなせるようになった状態である。
(MU50も使いこなすのに数年かかった。)

 MU50とSD−80を比べると大きく違う点は以下の点である。
1)note onに対するリニアリティーが良くない。
  これには2つあり、1つは10減らすと確実にこれくらい小さな音になるだろうなというのが読めないので、ミキシングのバランスを取るのに苦労するときがある。これがまた楽器によりこの具合が異なるのが厄介。
 もう1つは、note onの値を変えると音質が変わってしまうことである。この音で小さな音を出したいというときはexpressionやvolumeを使うしかない。さらには音階により音質が異なることがある。MU50でもこれはあったがSD−80ほど極端では無かった。
2)Chorusを強くかけるとPanポッドの位置がSD−80は不明瞭になる。
3)Reverbもその傾向がある。よって、MU50ではギンギンのChorus=127、Reverb=127を多用していたが、SD−80ではChorus=0、Reverbもなるべくしぼらないとまともに聞けない。
4)アタック感の強い音がSD−80は少ない。メロディーに多用したい目立つアタック感の強い音が少ない。あえてアタックを調整して、強い音を作りだす必要がある。
5)全般的にVibrationが強い。特に長音は耳障りなVibrationが耳につくケースがある。これらが複数の音で異なる
  Vibrationが重なるともう最悪。Chorusを絞ると幾分ましになるが、VibrationをControlで絞っても効果無しなのが不思議。
6)ギター系(特にエレキギターやdistortionのかかったguitar)はSD−80の方が非常に充実。
  MU50では高音のエレキギターがきれいに出なかったので、曲作りに多大な影響があったが、これが解消。
7)リズム系はリアルな音はあるのだが、最近こっているシャカシャカ感のあるハイハットなど曲の切れ味を良くする音が無いので、これも作るしかない。
8)エクスクルーシブがわかりにくい。別のSD−80というソフトを同時に立ち上げて、そこでエクスクルーシブメッセージをコピーして、ペーストして組み込んでいる。MIDIファイルにも落とせるので、初期設定のみはそちらで入れて、必要な部分のみ(特にドラムスの詳細設定のみを切り出して使う)MU50のようにenterを2回早押しするとメッセージが表示されるのだが何十個もあるような複雑なエクスクルーシブにはこれでないと対応できない。
番外)液晶のコントラストが薄すぎる。説明書にも別刷りで入っていたが、一番濃くしても薄い。

 シーケンスソフトとして、パッケージについてきたcakewalk home studioを最初使ったがあまりにも直感的な入力ができず、断念。以前使っていたFrieve氏作のSequence Studio LiteがUSBでは動作しないので、Music Studio Standardを使うことにした。ただし、これもPCを立ち上げて、音源をつけて、ソフトを立ち上げて(なぜか立ち上がるのに30秒程度かかる。)、入力用のキーボードの電源を入れるという手順をふまないとうまくいかない。
どうもウィルス対策ソフトとの相性のようで、ウィルスソフトがバージョンアップしたらすぐに立ち上がるようになった!
最初はこの順序で動くのを見つけるまでだめかと思ってcakewalkでしかたなくやっていたが、あまりにもストレスがたまったのでやっと動く方法を見つけた。そういう意味では制作方法は前と変わらないでできるようになった。

 


 
DTM制作方法

 作品集にもあるような曲を1曲作るのに私の場合だいたい25時間位かかります。ところが 
忙しくてなかなか時間がとれないので、2ヶ月位かかってしまう! 
 まず曲の構想をたてて、譜面を書いて、リズムセクションから打ち込みを始めます。ほとんどのところはリアルタイム録音ですが、テクが無いのであとからエディットしまくります。イントロに一番 時間をかけます。何しろその曲のサウンド作りはイントロで決まりますから・・・。 
 めざしているのはとにかく耳に残る曲を作ることです。 


 
DTM制作のノウハウ 

 DTM作りにはいろいろノウハウがある。いろいろな人が本やホームページ等に書いてますが ここでは私なりにDTMをやっていて気づいたことを書いてみます。 

1、音量の制御 
 DTMをはじめると、まず普通の楽器の演奏と音量の制御が非常に大事だということに気づく。 
 特にアコースティックの楽器をひいているときには自然に意識をあまりしないで、自分でそうとうダイナミックに音量の制御をしている。ところが、全部の楽器を音源から出すDTMでは自分が個々の楽器、その個々の一音一音の音量を意識して調整してミキサーにならなければならない。最初DTMを始めた当初は、とにかくどの楽器も音量をあげれば良いと思っていたが、すぐにこれは駄目だと気づいた。大切なのは目立たせる音と目立たなくても良い音のバランスで、目立たなくて良い音は極力落とすようにしないとならない。つまりとにかくン目立たなくて良い音の音量をどれだけしぼれるかというのが重要になってくる。これをやらないと小学校の鼓笛隊の演奏のように全員が如何にでかい音を出すかという状態になり、全くまとまりが無くなってしまう。各楽器、それも一音一音の音量の制御をすることで音がまとまってくる。 
 一音一音と言っているのは、特にメロディー等目立つパートをvelocityが一定のままにすると、非常に平板な、気持ちのまるで入っていない音になってしまう。
 一音一音velocityの変化をつけると驚くほど音が生き生きとしてくる。特にアコギのアルペジオ等顕著である。

2、目立つ音、目立たない音
 アレンジをするときには、厚みを持たせるために目立たせない音と、聞かせたいために目立たせたい音と2つに大きく分けられる。現在使っている音源はSD−80では、同時発音数が128あり、次の項に書く音の厚みという点では、限界が無いレベルで使える。そこで、問題になってくるのが目立つ音をどう目立たせるかである。
 音を目立たせるためにはいくつかの方法がある。
1)音量を上げる
 あたりまえだが、他の楽器より、でかい音にすると目立つ。
2)メロディーを変える、コードを変える
 他の楽器と同じ音をだしていると同化して時には1つの楽器に聞こえてしまう。(逆にそういう効果を狙うときもあるが)そこで、唯一違うメロディー、違うコードを弾くと、その音だけ浮き立って聞こえる。
3)パンポッドを変える
 聞こえてくる方向を変えると、特定の方向にその楽器しか無いと目立つことになる。ただし、レバーブやコーラスといったイフェクトをかけると、定位がぼけるので、現実は空間系のイフェクトをかけた音で定位を決めるというのがなかなか難しい。
4)タイミングを変える
 今使っているSequence Studio Standardというソフトでは1拍=960というカウントの方法になっている。特にリズム系の楽器の場合、意図的に20程度早めたり、遅めたりすることにより、はっきりとその楽器が聞こえてくることがある。現実には各楽器で微妙に立ち上がりのタイミングが異なるのでもっと調整する必要がある。特に複数の楽器をタイミングを合わせて、目立たせるようにするのは、かなり根気のいる作業を要する。最近読んだ村上ポンタ秀一さんの本を見ると、プロのドラマーはこのようなジャストタイミングから少しずらしたような演奏を意図的にできるそうである。自分では逆に正確に弾いているつもりでもずれるので、これには全く恐れ入った。逆にストリングス系などはこういったものを邪魔しないように少し遅めに発音スタートした方が良いようである。
番外)目立つ音を使う
 この下の方にも書くが楽器には目立つ音色のものとそうでないものがある。目立つと音色のものを使うと目立つ。
 

3、音の厚み 
 今から約30年前に4トラックのレコーディングが始まって、それがどんどんトラック数が増えていくに従ってどんどん音の厚みが出るようになってきた。今使っている音源のSD−80では同時発音数128なのでほぼ限界無く、曲作りが可能である。これも最初のころは同じ音をいろんな楽器でしかもポッドを同じような方向からひいていた。結果として全然音の厚みが出ない。 
 これは人間には1つの音として認識されてしまうようだ。音の厚みを出す基本はまず違う楽器で、違う音符を、違う方向から出すということに尽きる。それぞれの楽器が個性を主張するように 
なってくる。 
 次に大切なのは、何となく聞こえる音である。その音をミュートしてみると、確かになっているのがわかるが、全部まざるとそんな音があるのかわからないような音。これこそ音の厚みを出すのに重要である。そのためには聞こえるか聞こえないかくらいに音をしぼり、ほとんどめだたないような音符をひくと何となく音の厚みがでてくる。特に思い切り音を絞って不協和音をひくと効果が大きい。 

4、音のめりはり 
 やっぱり、サビは音量をあげる、イントロの最後は音量をあげる、1番2番と終わりに行くに
従って音量をあげて盛り上げていく、しかも音量でいって1とか2とかくらいずつ微妙に、 
というのが結構効果がある。 また、イントロの最後の一小節とかサビ前の一小節とかの
音量を大きくしたり、サビ前の一小節の4拍目にインパクトのある音を入れるなどすると
その後のサビが引き立つ。

5、強い楽器と弱い楽器 
 音源を使っていくと、だんだんその音源の楽器の性質がわかってくる。どの楽器は強い音で音を絞っても目立つとか、どの楽器はいくら音量をあげてもぜんぜん目立たないとか。 
これをうまく組み合わせるとよりイメージの強い曲ができる。(といってその内楽器の使い方が固定化してきてしまうという問題もあるが・・)特にやはりエレキギターやブラスは強い音でシンセ系の音でも強い音がある。こういう音は普段音楽やCM等聞いていても良く使われている。 

6、リズム楽器 
 バックに流れるドラムスやベースは基本だが、それ以外のハイハット系とかタンバリンとか
トライアングルとか、時にはギター等でリズムを刻むと音全体がピリッとしまってくる。何かものたりないなと思った時にこういうキーとなるリズム楽器を1つ入れると効果的である。 
 こうした方法は70年代から盛んに行われており、特にハイハットやシェーカー等シャカシャカ言う音を16分音符で入れると良い。また2000年頃からはこれを16分音符でパンポッドを変えたりする等進化してきているので、こういう作りを入れると今風になる。

 

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